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熊野、黒潮巡り [旅]

熊野取材の時に、度々お世話になっている尾鷲のホテルに滞在し、翌朝、日の出の撮影のため、朝五時に起床。尾鷲湾の夜明けの撮影に向かいました。

ところが、以前に何度か訪れていた、尾鷲湾を一望できる展望所(展望台ではなかったと思うけど)がなくなっていてがっかりでした。

仕方なく、カーナビを頼りに尾鷲湾を一望できそうな箇所を探していたら、なんと、「日の出の絶景スポット」なる立て札を発見!

無事、夜明けの撮影を行うことができました。



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尾鷲湾の夜明け



この日は天気に恵まれ、美しい黒潮の景色を堪能することができました。

先日に書いた、須賀利の集落に向かう途中で、南伊勢方面に広がる熊野灘が大変美しく、時間を忘れるほど撮影をしていました。




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優美なる熊野灘




熊野と尾鷲間の海沿いを走る国道311号線を走行。途中の波田須のいう町に、クスノキの巨木があり、熊野灘の青に緑のコントラストが見事だった。




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クスノキの巨木と熊野灘



熊野には何度も訪れていますが、その度に新しい発見があります。

「神の宿る風景」

熊野をそう表現する人がいました。

熊野取材は、神々と向き合えた様な、そんな旅でした。

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南紀、熊野の旅 [旅]

三重県の南端に位置する熊野。
熊野古道は、2004年に世界遺産に登録されて、脚光を浴びました。「紀伊山地の霊場と参詣道」というのが正式名称で、その範囲は紀伊半島全域に及ぶそうです。
熊野古道は、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)を詣でるための参詣道。
古人は、伊勢参りを済ませた後、熊野詣でに向かう、伊勢路と呼ばれる参詣道をひたすら歩きました。

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熊野古道、松本峠

熊野はかなり遠い。大阪、名古屋からも、ほぼ半日かけないとたどり着けません。まさに陸の孤島といった感じです。
それ故、未だに昔の面影が残っている地域がたくさんあります。
その中でも、尾鷲市にある須賀利と呼ばれる地域は、特に魅力的な集落で、山側の道が開通するまでは、船を使わなければ行けない地域でした。
山側にへばりつくように建つ民家と、漁村の雰囲気が特に趣があります。
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尾鷲市、須賀利の漁村風景

後日、また続きを書きます。


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