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清流行脚 [旅]

清流行脚「紀伊山地の水巡り紀行」

 日本風景写真協会、奈良第二支部の写真展が、5月24日から29日まで開催されました。今回はエントランスの作品と通年通り、2作品を出展しました。

 24日の写真展準備のあと、少し紀伊山地の撮影に出かけました。

 紀伊半島は、手つかずの原生林が広がる秘境。その広大な森が作り出す水の美しさは、世界一と言っても過言ではないと思っている。

 そんな紀伊山地の清流巡りに出かけてみました。




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広大な森が作り出す世界一の水質。日本の財産だと思う/奈良県 下北山村




 去年から通行止めが続いていた、笹の滝に通じる山道が開通したようなので、数年ぶりに行ってみることに。

 笹の滝は、日本の滝百選に名を連ねる、名瀑。滝そのものも迫力があるが、滝壺から流れる渓流の岩肌が美しく。それをメインに撮影した。

 その渓流の水質も、もちろん一級品!




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滝そのものを脇役に、渓流の流れをメインに撮った/奈良県 十津川村・笹の滝




 紀伊山地の渓流は、川底が小粒の砂礫でできていて、これが、濾過装置働きをする。これが、美しい水質を保つ要因になっているものと思われる。

「輝く水」の言葉がふさわしい、紀伊山地の水。これこそ、日本の財産だと思っています。




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新緑と清流の対比が素晴らしい。秘境の渓流/奈良県 十津川村





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