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瀬戸情話 [旅]

瀬戸情話「年明けの瀬戸内海を巡る旅」




今年の年始はとにかく暖かい。異常気象の前触れなのか、温暖化は深刻な問題だと思います。

今年は雪もあまり期待できず、仕方なく穏やかな瀬戸内の旅をすることにしました。



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瀬戸の日暮れ。焼け方はイマイチだったが情景は最高だった/広島県 福山市




瀬戸内海は、世界的にもまれに見る海岸美で、砂浜に青い松林、そして点在する小さな島々など、ひとつの地域で多様な景観を堪能できた。でも、最近は工業地帯に換わり、都市化も進み景色も変わりつつあるのが残念です。

瀬戸内海と言えば、映画の舞台にもなった歴史のある港町、鞆の浦が人気。江戸時代から続く海上交通の要所として繁栄した港。シンボルである常夜燈は1859年に建てられたそうです。鞆の浦の古い町並みは、被写体としての魅力も十分です。

撮影ポイントとして、福山市から鞆の浦に行く道で、グリーンラインと呼ばれる道があって、所々に展望所があります。ここから、鞆の浦の港の様子や、仙酔島を絡めて逆光気味に撮影すると絵になります。この日はガスが懸かっていて残念でしたが、朝日、夕日の時はおすすめの場所です。




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鞆の浦の古い町並みが旅情をさそう/広島県 福山市




瀬戸内海国立公園は、日本で初めて指定された国立公園です。その美しい景観を写真に表現するには、逆光で島々をシルエット気味にして、俯瞰で撮ってやるといい。そのために、小高い山に登っての撮影となりますが、地図を見れば至る所にそのような場所があるのでポイントには困らないと思います。

その中であえてポイントを上げると、まず、岡山県、倉敷市にある鷲羽山がありますが、ここは西側に瀬戸大橋が架かっているので、夕日の撮影には不向きです(もちろん瀬戸大橋をメインに撮影する分には問題はありませんが)。ここから少し西に行った、三百山から狙った方がいいと思います。

あと、岡山県笠岡市の栂丸山から眺める笠岡諸島も素晴らしい景観です。山頂付近のテレビ塔下からの眺めは最高です。ただ、この日はガスのせいで見通しが悪く、撮影はしましたが、掲載はやめました。

瀬戸内海はまだまだ撮影し足りない地域。また最高のコンディションで撮影に臨みたいと思います。




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鷲羽山から望む瀬戸内海。瀬戸大橋に連絡船をポイントに入れて撮った/岡山県 倉敷市






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